心を癒す植物の力でより豊かな生活を提案。グリーン溢れる名古屋へ
森の音モダチ/株式会社Nassun.E(ナッサンイー) 那須正和さん
他にはない様々な緑化を演出する商品「森の音モダチ」ブランドを展開する株式会社Nassun.E。コロナ禍を経てますます高まる健康志向や、快適な環境づくりの一助となるグリーンについてお話を伺いました。
森の音モダチ(もりのおともだち)というネーミングはとても印象的です!自然や癒しを感じさせますね。
はい、弊社はエクステリアだけでなく、屋内であったり鉢物を置けない環境でも省スペースかつ安全に、生の植物を生活に取り入れられる緑化を実現する商品など、さまざまなオリジナル特許商品を企画、製造、販売をしています。グリーンを通して得られる快適で豊かな生活空間をご提案しています。
今回、WellnestyleNAGOYAに参画されたのもやはり「緑化」がキーワードでしょうか?
そうですね、人は緑を見るとリラックスできて、心にゆとりが持てます。その点が、まさに“ウェルネス”につながるので、とても親和性があると思いました。何気ない場所でも花や緑があると心が和みますし、それがフェイクグリーンでなく、生きた植物であればよりそうだと思います。
例えば個人宅だけでなく、カフェやオフィスにも活用していただいている「だんだん畑」という緑化商品ですが、最近では、高齢者施設などでも採用いただいています。例えば、鉢物を置くことで歩行の際に躓いてケガにつながる危険性を回避でき、車椅子の邪魔にもならず、屋内にあるからご年配の方でも植物のお世話がしやすいといった理由です。
心の安定や元気をもたらす力が緑にはありますから、その力に、たくさんの人に触れていただきたいです。
このような緑化事業を始められたきっかけを教えてください。
以前は、自動車部品メーカーの技術職でした。両親が植物を育てていたり、自分も観葉植物を自宅に置いてあることから何となく、無機質な工業製品から離れて、生活環境を良くしたり人の心を癒すことができたらなと考えるようになりました。ただ、生活空間の中で植物を育てるとなると、面倒な部分や難しい部分があるのもその通りです。そうした点をオリジナル特許商品で少しでも簡単に楽しんでいただけるお手伝いができるのは、ものづくりが好きな私にとっても楽しいことなんです。
─ 前職のご経験や癒したいという思いが形となった商品なんですね。
WellnestyleNAGOYAを通して今後どのような展開を考えていらっしゃいますか?
このプロジェクトを通じて他の参画事業者さんとも協力しながら、快適な生活空間が広がるご提案をしていきたいです。名古屋という都市がどんどんグリーンで溢れていくといいですよね!観光地だけでなくちょっとした街角が緑化されたらもっと楽しいもっと人が集まる魅力的な場所になる。そんな街づくりのお手伝いができればと思います。