名古屋にお越しいただいた一人ひとりに寄り添った
“ウェルネスなホテル”として
名古屋クラウンホテル 川上浩司さん
地下鉄伏見駅から徒歩約5分、名古屋駅からもタクシーで約5分の便利な立地にある名古屋クラウンホテル。名古屋観光はもちろん出張や宴会などでも多くの人が利用しています。
今回は名古屋を代表する老舗ビジネスホテルである名古屋クラウンホテルに、ウェルネス事業参画についての思いを伺いました。
名古屋クラウンホテルは2023年に開業50周年を迎えられるとのことですね。
はい、私どもは、名古屋市中区にある都心の天然温泉を有するホテルです。おかげさまで2023年12月に開業50周年を迎えます。
“ビジネスも観光も、素敵なご縁を願う”をコンセプトに運営していまして、天然温泉となごやめしを取り入れた朝食を特長としています。
─ なごやめしの朝食は人気と伺いました!一日のはじまりから名古屋を感じてもらえますね。
今回のウェルネスタイルなごや事業に参画しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
仕事柄、名古屋観光コンベンションビューロー様と元々交流がありまして、この事業のお話を伺いました。正直なところ、最初はあまりピンときていませんでした。ですが、何度か説明会に参加するうちに、徐々に面白そうだなと感じるようになりました。ホテルとしても地域資源開発を役割のひとつとして掲げていて、それに通ずる部分もあるなと。それで、東京で開催された第1回目の展示会に共同出展させていただきました。
─ 当初から積極的にこのプロジェクトに参加されたんですね。
『名古屋クラウンホテルのウェルネス』とは、どんなところだと思われますか?
食事や温泉を含むチェックインからチェックアウトまでの滞在、駅前の都心部にも商店街や公園にも近い伏見という利便性の高いロケーションからも、名古屋にお越しいただいた一人ひとりに寄り添った“ウェルネス”をご用意できると考えています。
東京での展示会に出展させていただいたテーマは「都市型ウェルネスツーリズム」だったのですが、このとき来場者の方々から『それ面白いね』『都市型って珍しい』とお声掛けいただくことも多かったんです。なので、私ども名古屋クラウンホテルだけでなく、名古屋の観光資源や他の参画事業者さんと協力しながら、「都市型ウェルネスツーリズム」をここ名古屋が先駆けとなって世界へ発信していけたらと思っています。
“ウェルネス”は人それぞれ違うと思います。具体的なプランやアクティビティとしてはまだこれからなのですが、さまざまにある“ウェルネス”をいくつかの形にパッケージしてプラン化し、皆さんに情報発信していきたいです。名古屋は観光資源が少ないとよく言われていますが、名古屋城や水族館、貴重な文化財もたくさんあります。また、各参画事業者さんがご用意されている“ウェルネス”を互いに案内し合うことで、名古屋にいらっしゃった方に対して、地域一体となった楽しみ方をご提供できる、名古屋全体でそんな都市になっていけたらいいですね。“ウェルネス”とは、身体だけでない心の健康も含まれていると思います。見て聞いて体験して、そして感じることで、一人ひとりの心を満たすツアーが組めたらと考えています。
名古屋が都市型ウェルネスツーリズムの先駆け、名古屋クラウンホテルがそのパイオニアの役割を担う、ということですね。
そうですね、「都市型ウェルネスツーリズム」は名古屋発信と言いたいです(笑)
これからも、名古屋観光コンベンションビューロー様や観光施設の方々、他の参画事業者さんと積極的に交流しながら、この事業に関わっていきます。