3人の親方が“ウェルネスタイルなごや”を体験!「相撲×ヨガ@名古屋城」
2025年7月11日(金)
国際ヨガデーにあたる6月21日(土)、特別史跡・名古屋城にて「相撲×ヨガ」をテーマにイベントを開催しました。会場は、木々の向こうに名古屋城天守閣を望む二之丸広場。大相撲名古屋場所を担当する竹縄親方・三保ヶ関親方・千賀ノ浦親方が特別参加し、ヨガを体験。四股の踏み方を披露する一場面もあり バイオリンとクリスタルボウルによるサウンド・バス(SOUND BATH)の音色に癒されながら、特別な空間で心地よいひとときを過ごしました。
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左から、千賀ノ浦親方(尾上部屋)、竹縄親方(春日野部屋)、三保ヶ関親方(春日野部屋)
―ヨガ体験の感想をお聞かせください
- 竹縄親方:
- 心も体もとてもほぐれた気がします。現役引退して10年ちょっと経っているんですが、普段なかなか運動する機会がないので、今日はいい時間が過ごせました。
- 千賀ノ浦親方:
- 今日ヨガを体験した二之丸広場は、鳥のさえずりや虫の声が聞こえて自然も豊か。故郷の奄美大島を思い出すような、まさにウェルネスを感じられる環境でした。ヨガの動きはストレッチが効いていて、凝り固まっていた体がほぐれ、姿勢もよくなった気がします。
- 三保ヶ関親方:
- もともと体が硬いほうで、現役時代は訓練して体を柔らかくしていました。久々に体を動かしてみて、やっぱり気持ちがいいですね。ポーズをとるとき、先生が「リラックスして~」と声をかけてくれるのですが、力を抜くのって難しいなと感じながらやっていました。
―相撲とヨガの共通点、また、違いは感じましたか?
- 三保ヶ関親方:
- 共通点として、ヨガには柔軟が必要だと思いますが、相撲でも怪我をしないよう柔軟運動を大切にします。違いという点では呼吸法でしょうか。相撲の立合いでは息を止め、速さを意識しつつ瞬間的に力を出すのに対し、ヨガではゆったりと体を動かし、呼吸を大切にする点がとても印象的でした。同じ体を使うのでも、こんなにも違うんだなと。相撲では筋肉をつけるので、可動域が限られてしまいます。ヨガで肩を大きく回す動きなんかは難しかったですね。
―千賀ノ浦親方は、現役時代にヨガを取り入れていたと伺いました
- 千賀ノ浦親方:
- 自分の現役時代は潜り込む相撲でしたので、ヨガと似ている動きも多いんです。特に、甲骨や股関節を動かすストレッチなどは、相撲と共通していると感じました。
―今回のヨガでは「ウェルネス」「ウェルビーイング」(心身の幸せな状態)をテーマにしていますが、相撲はいかがでしょうか?
- 三保ヶ関親方:
- 心と体をリラックスさせるヨガとは真逆で、相撲は自分にとことん厳しくし、心と体を鍛えていきます。ただ、アプローチは違えど、最終的には稽古を通じて人間性を確立するという、たどり着くゴールは似ているのかなとも感じます。今日はとても貴重な体験をさせていただきました。
歴史ある名古屋城を会場に、朝ヨガを体験した3人の親方。大相撲名古屋場所に向けて準備に追われる中、よいリフレッシュになったと口々に話されていました。
ウェルネスタイルなごやでは、「納屋橋ゆめ広場」「久屋大通パーク」「THE TOWER HOTEL NAGOYA」など、名古屋のさまざまなスポットでヨガイベントを開催しています。ぜひお気軽にご参加ください!