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CASE STUDY

地に根ざし、お菓子で街の課題を解く「coneri」が形づくる
「名古屋のウェルネス」とは

coneri
有限会社春華堂 ブランチ事業部 濱井貞志さん
        ブランド戦略室 プランニングチーム 白井里美さん

浜松銘菓「うなぎパイ」で知られる有限会社春華堂から新たに生まれたブランド「coneri」。
その土地に根ざす、という在り方を事業方針の核とする「coneri」が商品開発したウェルネスがテーマの名古屋限定パイ菓子誕生の背景を伺いました。

最初に「coneri」というブランドについて教えてください。

私たちの母体である春華堂は、明治20年に和菓子屋として創業し、130年以上の歴史があります。その中で、「うなぎパイ」が誕生してから約65年になりますが、実は静岡と愛知の一部でしか常設販売をしていません。それは、浜松で生まれた菓子屋として、この地に足を運んでくださったお客様とのご縁を大切にしたいという想いがあるからです。かつては、大阪などで販売していたこともありましたが、今では地域を限定して常設販売しています。ただ、次の100年を考えた時、会社としてのスタンスを守りながら、地域外へ勝負できるブランドが必要でした。そこで2014年、うなぎパイの製造で培った技術を極めたパイのブランドを立ち上げました。それが「coneri」です。2019年に品川駅での出店をきっかけに、渋谷と名古屋にも店舗を構えています。このブランドでも、私たちが目指すのはどこでも買えるお菓子ではなく、その土地に深く根ざすという在り方です。

出店先の各地で、非常にユニークなコラボレーションをされていますね。

そうなんです。一例を挙げると、平日はビジネスマンが行き交う活気があるビジネス街で、土日にはほとんど人がいないという課題を抱えていた地域がありました。そのお話を伺って、お菓子を通じて解決に導けないかと考え、商品を開発しました。パッケージデザインに地元のアーティストの作品を使用し、箱の中には街の魅力を伝えるしおりを添えました。その他にも、観光キャラクターの認知度アップや競馬場の周年記念を盛り上げる限定商品を企画したり。どれも、パイの味、パッケージやしおりにその街の魅力をぎゅっと詰めて表現しています。パイ職人と「こんなことはできないか?」と試行錯誤を繰り返す。パッケージについても、デザイナーと何度も話し合う。「その街のストーリーが伝わるか」をいつも問いながら、商品づくりをしています。私たちは、お菓子が街の課題を解決できるツールと考えています。おいしいお菓子をつくるというのは当然のことで、それ以上に、地元の人たちと共に街を盛り上げる力になりたい。その土地に根ざす存在だからこそ、さまざまなご縁が繋がって、人を巻き込み、街を動かすことができると思っています。

名古屋では、Wellnestyle NAGOYA とのコラボレーションで、マサラチャイ味の商品を開発されました。このきっかけは何だったのでしょうか?

名古屋エリアには以前から春華堂の営業所があり、ご縁もたくさんいただいていました。そんな中、名古屋観光コンベンションビューローさんから「ウェルネスというテーマで、お菓子のコンテンツを探している」とお話をいただきました。商品開発にあたり「ウェルネス」という言葉を深掘りしていくうちに、単なる「健康」だけでなく、「心の豊かさ」や「癒やし」というキーワードに辿り着きました。パイと一緒に温かいお茶を飲んでホッとするような、現代の忙しいライフスタイルにそっと寄り添うイメージがリンクしたんです。そこに、漢方としても使われるスパイスの持つ力が重なりました。「coneri」は「粉を練る」から名付けられました。国産小麦をベースにした独自ブレンドの「こねり粉」を使い、長年のパイ作りで培われてきた職人の手わざと確かな勘によって約1,000 層にも折り重ねています。その素材へのこだわりと、スパイスの力で、食べる人の心と身体を整えるお手伝いができるんじゃないかと考えました。

その地域に根ざす「coneri」として、今後の名古屋での展望を教えてください。

名古屋は和菓子の文化が深く、素晴らしい名店がたくさんあります。そんな歴史ある街で、coneri がどう根付いていけるのか。まだまだこれからだと思っています。もっと名古屋のいろいろな人たちとつながって、一緒に街を面白くするような仕掛けをしていきたいです。そこから誕生するconeri のパイ商品が、それを手に取った人の日常を豊かにしたり、名古屋の街の新しい魅力を知るきっかけになったり。そんな風に、名古屋に住む人そして名古屋を訪れる人の「ウェルネスな暮らし」に、coneriがそっと寄り添っていけたら嬉しいです。

この事例はウェルネスタイル名古屋フレンズ
登録事業者によるものです

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